密封と環境 · 更新日:2026年9月28日
高温区域用コネクタの選定
温度を制限する要素
- 絶縁体とシール: エラストマ製グロメットと熱可塑性インサートは軟化・劣化します。約200 °Cを超えると、ガラスまたはセラミック絶縁が必要です。
- コンタクトばね: 銅合金ばねは高温で応力が緩和し、接触力が低下します。めっきは拡散や酸化を起こすことがあります。
- シェルと表面処理: カドミウムや一部のめっきは約175 °Cが限度です。200 °Cを超える場合はステンレス鋼が適しています。
- ケーブルと結線: 電線の絶縁材とはんだ接合部が実際の上限を決めることがよくあります。
温度帯と適した設計
| 連続使用温度 | 代表的な構成 | 当社シリーズ |
|---|---|---|
| 175 °Cまで | カドミウムまたはニッケル・PTFE表面処理の標準38999 | J599 Series III |
| 200 °Cまで | ニッケル、ステンレス鋼、チタンの38999。ガラス封着レセプタクル | J599 Series III、CT-M |
| 260 °Cまで | ステンレス鋼製高温38999 | J599 Series III MT |
| 350~400 °Cまで | 無機絶縁のねじ結合コネクタ | PRG |
| 500 °Cまで | ガラス絶縁体付きステンレス鋼コネクタ、注文に応じた設計 | GRT |
選定前に確認する事項
- 連続温度、ピーク温度、ピーク温度での保持時間。
- 温度サイクルの範囲と回数。
- 高温時の振動。
- 密閉または気密性が必要か。
- ケーブルの種類と結線方法。
- 回路が熱電対か(熱電対コネクタを参照)。
温度プロファイルをお知らせいただければ、コネクタをご提案します。GRTはお客様のインターフェースに合わせて設計します。



