コンタクトと電気特性 · 更新日:2026年9月28日
熱電対コネクタと補償コンタクト
熱電対は、異なる2種類の金属の接合部で微小な電圧を発生させます。回路内のその他の接合部も、基準温度と異なる温度になると電圧を発生させます。標準の銅合金コネクタはこのような接合部を2箇所追加するため、コネクタ温度に応じて変化する誤差が生じます。
対策:コンタクト合金を合わせる
各コンタクトを、接続する熱電対線と同じ合金にすると、コネクタに新たな熱電接合部が生じません。例えばK型熱電対では正極にクロメル、負極にアルメルを使用します。これにより、コネクタが高温になっても測定精度を維持できます。
当社の対応製品
- PPH25M/PPH25AM熱電対コネクタ:クロメル(X)、アルメル(A)、ニッケル銅(K)コンタクト、4~47コンタクト、−60~+200 °C(PPH25M)。
- 熱電対コンタクト付き38999型コネクタ: GJB599 Series Iの品番では、標準コンタクトにクロメル/アルメルコンタクトnペア(接尾記号Rn)を混載できます。J599 Series IIIも熱電対コンタクトに対応します。
指定方法
- 熱電対の種類(K、N、J、T …)と各極の合金。
- 熱電対ペア数と、同じコネクタに搭載する通常コンタクト。
- コネクタの温度範囲と、急激な温度変化の有無。
- 接続部に許容する精度誤差。
- ケーブルの種類(延長ケーブルまたは補償ケーブル)。
ピン配列をお送りいただければ、各位置に対応するコンタクト合金を選定します。


